※ネタバレ注意※
もう遅い系の主人公みたいな奴がクラスメ... (22/122)
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【日間1997位】もう遅い系の主人公みたいな奴がクラスメイトにいるのだが、一向に不幸なままなので俺が幸せにしてやんよ
pt:22 | 部分数:122 (連載) | 作者:路地裏の茶屋
《 あらすじ 》 この学園にはアイドルがいる。美少女で、なんでもできて、周囲からも人気だ。 だけど、俺だけは知っていた。それを後ろで支えている奴がいる。 一番凄いのはそいつなんだ。だけど、アイドル様はそいつに対して酷い扱いをしやがる。 ことあるごとに、無理難題を押し付けては自分は何もしない。失敗はそいつのせい、成功は自分のもの。 俺の好きな物語ならそんな奴は自分から破滅する。だから、待っていたが一向にそんなことにならない。 「だから俺がお前を幸せにしてやんよ」 「えっ、ぼ、ボクなんて……全然ダメダメで……」 「大丈夫だ、俺はお前を見てきた。お前は凄い奴だ、絶対に幸せにしてやる」 「む、ムリムリムリ」 「手伝ってやる。俺に任せとけばハーレムエンドだって見えてくるぞ」 「ハーレムって……男子の恰好をしているけど、ボクは本当は……」 「なんか言ったか? 相棒」 「……なんでもない。……バカ」