【日間1881位】【完結】俺は冒険者ギルドの悪徳ギルドマスター~無駄な人材を適材適所に追放してるだけなのに、なぜかめちゃくちゃ感謝されている件「なに?今更ギルドに戻ってきたいだと?まだ早い、君はそこで頑張れるはずだ」 

pt:18 | 部分数:211 (完結) | 作者:茨木野

《 あらすじ 》

※書籍版2巻でます!
10/15に、gaノベル様から発売!
コミカライズもマンガup で決定!

主人公アクトには、人の持つ隠された才能を見抜き、育てる才能があった。

しかしそれに気づかない無知なギルドマスターによって追放されてしまう。

数年後、アクトは自分のギルド【天与の原石】を作り、ギルドマスターの地位についていた。

彼はギルド構成員たちを次から次へと追放していく。

「鍛冶スキルなど冒険者ギルドに不要だ。出ていけ。鍛冶師ギルドの副支部長のポストを用意しておいたから、そこでせいぜい頑張るんだな」

「ありがとうございます! この御恩は忘れません!」

「(なんでこいつ感謝してるんだ?)」

【天与の原石】は、自分の秘めた才能に気づかず、理不尽に追放されてしまった弱者たちを集めたギルドだった。

アクトは彼らを育成し、弱者でなくなった彼らにふさわしい職場を用意してから、追放していたのだ。

しかしやっぱり新しい職場よりも、アクトのギルドのほうが良いといって、出て行った者たちが次から次へと戻ってこようとする。

「今更帰ってきたいだと? まだ早い。おまえ達はまだそこで頑張れる」

アクトは元ギルドメンバーたちを時に励まし、時に彼らの新生活を邪魔するくそ上司たちに制裁を与えて行く。

弱者を救済し、さらにアフターケアも抜群のアクトのギルドは、より大きく成長していくのだった。

※完結しました(2022年12/27)