【日間264位】不遇職に甘んじていた俺、実はギルドをワンオペしていたらしい。首になった俺はハズレスキル〈雑用〉で高速レベルアップして成り上がる!〜ところで不細工な俺が美少女達からイケメン扱いされるのは何故なんだ? 

pt:120 | 部分数:18 (連載) | 作者:赤羽ロビン

《 あらすじ 》

2023/12/1〜 ジャンル別日間ランク表紙入り

 魔物に虐げられた人々を憐れに思った精霊が魔と戦う者、冒険者にスキルという名の力を授ける世界。田舎から冒険者になるためにロザラムという街に出てきたレオは冒険者ギルド、ホムラのスキル覚醒用の石板に触れたのだが……


◆◆◆

レオ 人間(男)
Lv   1
力   9
防御  7
魔力  6
精神  6
素早さ 8

スキル


◆◆◆


 何故かスキル欄には何も表示されてない。これってスキルがないってこと!?

”スキルは重要だ。でも、それ以外にも大切なことはある“

“今はスキルが無くてもLvが上がればスキルを手にすることが出来る”

 そんな風に自分を鼓舞しながら努力を続けるが、ある時魔物に大ケガを負わされ、遂にリタイア。生きるために冒険者ギルドの職員となるのだが、今度は低レベルであることを理由に雑用を押し付けられたり、一人非正規雇用だったりと理不尽な扱いを受ける。

 さらにいつの間にかそんな生活の中で〈雑用〉という今とこれからの自分を暗示するようなスキルを得てしまい、更に絶望感を深くする。

 そんな時、トラブルの八つ当たりから追い出されたレオは冒険者ギルドと精霊を結ぶ精霊守の少女、アイラと出会う。彼女をギルドへと送る道中、レオは自分に身についたスキル、〈雑用〉の真価に少しずつ気づいていく……

 これは長年虐げられていたアラフォーギルド職員レオがひょんなことからサクサク成り上がっていく物語。