※ネタバレ注意※
愛しい君に巡り会えた幸せ (3/10)
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【日間73位】愛しい君に巡り会えた幸せ
pt:450 | 部分数:10 (完結) | 作者:あさづき ゆう
《 あらすじ 》 魔力の強さが求められる世界では、魔力が強いと言われている金銀黒が好まれていた。特に貴族社会ではこれ以外の色を持つ者は侮蔑の対象だ。俺は侯爵家の当主であるが庶子であり、母に似て薄い茶色の髪と淡い緑の瞳を持っている。 侯爵家の当主になれたのはこんな色を持つ俺が王族を超えるほどの魔力を持っているためだ。貴族たちは腹の中で俺を見下しながら、表向きは媚を売る。それほど王族の信頼が厚い侯爵家は魅力的なのだ。 適齢期の令嬢達が侯爵夫人になろうと近寄ってくるが、媚を売る女と結婚するつもりはない。貴族の当主にとって結婚は義務であるから、義母の選んだ相手と結婚すればいいと思っていた。 会ったこともない、血筋のいい女。 ただそれだけだったのに。 一目見て電撃に打たれたような衝撃が走った。 彼女は俺の女神だった。 女神に会ったその時から、俺の人生に色がつき始める。 ※※かなりご都合主義です。心おおらかに楽しんでください。※※