【累計314位】【コミックス3巻、発売中!】器用貧乏、城を建てる ~開拓学園の劣等生なのに、上級職のスキルと魔法がすべて使えます~ 

pt:171094 | 部分数:156 (連載) | 作者:佐藤謙羊

《 あらすじ 》

レオピン少年は、生まれつき器用であった。
彼はその器用さを活かし、幼い頃から様々なクラフトを行ない、仲間たちに貢献してきた。

レオピンは『王立開拓学園』に仲間たちとともに進学。
しかし入学式での『能力開花の儀式』において、レオピンに与えられたステータスは悲惨なものであった。

『職業は無職』
『ステータスは、器用さ以外は初期値のままで成長しない』
『スキルは器用貧乏』

器用さ以外に全く取り柄のないレオピンを、クラスメイトたちは『追放』。
レオピンは『特別養成学級』という、落ちこぼれのクラスに入れられてしまう。

ひとりぼっちになってしまったレオピン。
しかし与えられたスキル『器用貧乏』が、意外な性能を持っていることに気付く。

それは、

『器用さのステータスを、他のステータスに変換できる』
『好きな職業に転職できる』

というものであった。

レオピンはまず『木こり』に転職し、森から木材を得る。
さらに『大工』に転職し、誰よりも立派な家を建築。

『鑑定士』に転職してレアアイテムを判別し、『戦斧使い』に転職してチョッカイを掛けてきた他のクラスの生徒を撃退。
『レンジャー』に転職してダンジョンを探索、『ニンジャ』に転職して罠を楽々くぐり抜ける。

レオピンは単独(ソロ)で、なんでもこなせるだけの力を手に入れていた。
ひたすら無双しているうちに、幼なじみの聖女に慕われ、美女錬金術師から見初められ、レオピンの活躍はさらに知れ渡っていく。

一方、レオピンを追放したクラスメイトたちは、レオピンの能力を目の当たりにして追放を後悔。
家は掘っ立て小屋のままで、探索もままならず、じょじょに学園内での居場所を失っていき、破滅する。